さぶかるちゃーしょっく

さぶかるちゃーしょっく

真の良作品を紹介するブログ

【アニメ】「PSYCHO-PASS サイコパス」(1期) 感想・考察

f:id:subcultureshock:20200609094753j:plain

 

皆さんこんにちは。管理人のきゃしーです!

 

先日Amazonプライムで「PSYCHO-PASS サイコパス」を全話視聴したので、今回はその感想を書いていこうと思います。

 

多少のネタバレを含みますので、未視聴の方はお気を付けくださいね。

 

圧倒的な世界観

f:id:subcultureshock:20200612200626j:plain

 

PSYCHO-PASSの魅力の一つがその世界観。ドミネーターサイマティックスキャンなどのワードだけでもそそられますよね。個人的にはドミネーター使用時の音声が好きですね「ノンリーサル、パラライザー」とか「リーサル、エリミネーター」とかめちゃくちゃ厨二心を擽られませんか?撃った時のエフェクトはちょっとアレですけど。。

 

そして物語の核となるのはシビュラシステム。皆さんご存じの通り、サイマティックスキャンによって計測した生体力場から人々の精神状態を分析し、そこから得られるデータをサイコパスとして数値化した後、導かれた深層心理から職業適性や欲求実現のための手段などを提供するというシステムです。

 

つまるところPSYCHO-PASSの世界の人々は機械に生活を支配されているわけですが、AIなどの科学技術が急速に発達している現代ですから、このようなことも完全な空想とは言い切れない部分がありますよね。

 

とはいえ、作中の設定でも”コンピューターなどの通常の機械プログラムではストレス計測の色相判定レベルが算出の限界であり、犯罪係数などの複雑な人間の心理に関わる計測はシステムに組み込まれた脳ユニット機関が担当している”とされており、近い将来にPSYCHO-PASSの世界ほどの機械支配の世界が訪れるとは現段階では考えづらいです。

 

しかし、これからの世の中は作中世界のように機械依存になっていくのは間違いないでしょうし、ホログラムの技術なんかは近い将来実用化されてもおかしくないんじゃないかなあと思います。(素人並感)

 

このように、現実に起こりそうな近未来設定と非現実的な設定の混在した世界観は、見る者をワクワクさせる、この作品の大きな魅力の一つだと感じました。

 

魅力的なキャラクター

f:id:subcultureshock:20200612200639j:plain

 

PSYCHO-PASSに登場するキャラクターはみんな個性的でみんなかっこいい。

 

特に主人公である狡噛慎也。あれは男でも惚れるね。

 

そしてもう一人の主人公である常守朱も狡噛さん同様正義感の強い人物です。

 

序盤は執行官である六合塚弥生に「世間知らずのお嬢ちゃん」と言われていたように、危なっかしいところも多々あるキャラクターでしたが、狡噛さんのサポートもあって物語終盤には周囲の誰もが認める監視官に成長します。

その成長の大きなきっかけが狡噛さんの逃亡というのもなんとも皮肉な話ではありますが・・・

 

また、その他のキャラも魅力的で、彼らの繰り広げる人間ドラマがこの作品の一番の見どころなのではないでしょうか。

 

特にもう一人の監視官である宜野座伸元は、最初は冷たく嫌みなキャラとして描かれていましたが、だんだん彼の過去が明らかになり、共に事件に向き合う中で朱に対する態度も軟化していきます。

 

槙島を追う中でサイコパスが悪化して最終的には執行官に降格してしまいますが、ラストシーンの彼はどこか吹っ切れたような顔をしていました。この作品で朱の次に成長したのはギノさんかもしれませんね。

 

終盤、征岡さんの死に際に親子であることを再確認し合うシーンは泣いた。

 

ちなみに僕が一番好きなのは縢秀星です。キャラとしても大好きなんですが、とにかく名前がかっこよすぎる。日本人名では一番好きかもしれません。それ以外の名前だとアーロニーロ・アルルエリ。

 

槙島聖護は本当に悪なのか?

f:id:subcultureshock:20200612200656j:plain

 

今作のラスボスである槙島聖護

 

カリスマ性、知力、武力を兼ね備えた、敵キャラでありながらファンからの人気も非常に高いキャラクター。顔も美形で声優は櫻井孝宏さんですから人気なのも納得です。

そういえば、2期に登場する雛河翔のCVも櫻井さんが担当されているみたいですね。とても同一人物だとは思えないです。

 

さてさて、話が逸れかけましたがここからが本題です。

 

まず大前提として、彼の行った殺人行為、これが悪なのは間違いありません。

しかし、彼の考えや為そうとしていること自体は必ずしも悪とは言い切れないと感じました。

 

PSYCHO-PASSの世界では、職業を始めとした人々の人生そのものがシビュラシステムに委ねられています。これは、現代の日本であれば職業選択の自由などの自由権、ひいては人権そのものを侵害していることになるわけですが、PSYCHO-PASSの世界の住人は一切の疑念を抱かずに生活しています。なぜならそれが当たり前であり、他に選択肢がないから。

 

しかし、槙島は”人間は自らの意思で選択・行動するからこそ価値があり、魂を輝かせることができる”と考えており、シビュラシステムを崩壊させて、彼の思う”人間らしい社会”を取り戻そうと行動します。

 

この行動は、シビュラシステムが絶対であるPSYCHO-PASSの世界に当てはめれば”悪”ということになるわけですが、現代の私たちからすればごく当たり前のことを言っているだけのような気もします。

 

結局のところ”正義”や”悪”の定義は時代によって移り変わるものであり、一方にとっての”正義”はもう一方にとっての”悪”だということなのでしょう。そういう意味では、槙島もシビュラシステムの、そしてシビュラシステムが作り出した時代の被害者とも言えるかもしれません。

 

 いずれにせよ、最初から最後まで彼なりの”正義”を貫き通したからこそ、槙島はこんなにも魅力的に見えるんだと思います。

 

まとめ

 今回はアニメ「PSYCHOPASS」の感想を書いてきました。

 

PSYCHOPASSを見るのは2回目だったんですが、やはり1期が断トツで面白いですね。

 

とは言ったものの、実はまだ3期を見たことがないのでこれから見てこようと思います!

 

それでは!

クリックするとスムーススクロールする